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アイルランドの本(小説・児童書・YA)を紹介するブログです。

紹介:Summer at the Garden Café

本情報 

Summer at the Garden Cafe (English Edition)

Summer at the Garden Cafe (English Edition)

 

ジャンル:女性向け、母娘、友情

ページ:384

*Finfarranシリーズの2作目

あらすじ

アイルランドのLisbeg、Finfarran半島にあるGarden Caféを舞台に据えたシリーズ小説第2作目。HannaとJazzは母娘だが、故あって別れて暮らしていた。父母の離婚の真実が知りたいJazzと、Jazzを傷つけたくないHanna。それぞれ秘密を抱えていく中で、HannaはなんとかJazzの助けになりたいと思う。

試し読みしての感想

舞台は架空の街

街というか半島というか。Finfarran半島は架空の土地だそうです。Lisbegはゴールウェイに同名の地名がありますね。

ここでJazzはゲストハウス、Hannaは図書館で働くことになります。読めたのは少しだけですが、図書館の雰囲気がとてもいい感じでした。普通の街なのでしょうが、どことなく不思議な雰囲気のある場所です。あとは海辺の描写がいい。

Chick lit

若い女性向けの小説、という用語らしいです。初めて知りました。母娘の問題とか、友情とか、生き方とか、そういうものに焦点を当てた、かつ女性を主人公にした小説。そういう認識でいいのでしょうか。

著者について

Felicity Hayes-McCoy

架空の土地Finfarranを舞台にした小説シリーズを書く。この小説は2作目、現在4作まで出ているようです。