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紹介:Begone the Raggedy Witches

本情報

Begone the Raggedy Witches (The Wild Magic Trilogy, Book One)

Begone the Raggedy Witches (The Wild Magic Trilogy, Book One)

 

ページ:288

ジャンル:ファンタジー、児童書(9歳~)

文章:読みやすい

Kindleだと1章まで試し読みが出来ます。

あらすじ

「もし魔女を見たら叔母ちゃんに教えて。ママには言わないほうがいい」大好きな叔母から、Mup(マップ)はそう教わってきた。そして今日、嵐の夜に、マップは木から木へ飛び移る魔女たちを見てしまう。

恐怖を感じたマップだったが、それは始まりに過ぎなかった。父が魔女に誘拐され、彼女は救出の旅へ出ることになる。

The Wild Magic Trilogyの1作目。

試し読みしての感想

表紙がかわいい

かわいくないですか?読む前からこれ好きなやつ~と思っていました。児童書なので余計に表紙には力を入れているのでしょうか。

内容も表紙の期待を裏切りません。マップの恐怖、ママやパパや叔母への愛が情緒豊かに描かれます。特に試し読み範囲での、マップとパパの電話のシーンはすっごく良かったです。電話上での沈黙の表現が好みドンピシャでした。

アイルランド版J.Kローリング」

と、Sunday Independentさんが言ってました。(原文はIreland's answer to JK Rowling)他にはフランシス・ハーディング(「嘘の木」)やキャサリン・ランデル(「オオカミを森へ」)のファンに贈る1冊的な書かれ方もしていました。

この作品の魔女は恐ろしい存在です。今のところ。目は真黒だし肌は青白いし、木々を飛びまわる時にコートがひらひらして羽のよう。対して主人公のマップは無力に見えます。彼女は本当に魔女から父を救い出す旅へ出られるのでしょうか…。

幸いシリーズ1作目ですので、何か続きもの読みたい方はぜひに。

著者について

YA作家。数々の受賞歴があります。ファンタジーを主に書いている方で、The Moorehawke Trilogyが有名ですね。ダークファンタジーです。

元々映画関係の仕事をされていたそうで、言われてみれば情景描写なんかは確かに映画っぽいようなそんなような気がします。