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アイルランドの本(小説・児童書・YA)を紹介するブログです。

紹介:Saturday Bloody Saturday

本情報

Saturday Bloody Saturday (English Edition)

Saturday Bloody Saturday (English Edition)

 

 ジャンル:サッカー、スリラー

ページ:416

文章:わかりにくい(サッカー用語頻出)

Kindleだと3章まで試し読みができます。

あらすじ

1970年代。かつてスター選手として名をはせたCharlie Gordon(チャーリー・ゴードン)はサッカーチームの監督として苦しい状況にあった。

一方、総選挙を控えた英国ではIRAによる暗殺計画が持ち上がっていた。一見無関係に見える両者が絡み展開していく。

試し読みしての感想

サッカー用語が難しい&怒涛の登場人物

普段スポーツとは無縁の生活を送っているせいか、文章のところどころに出てくるサッカー用語がちんぷんかんぷんでした。途中までサッカーをなぜかラグビーと思い込んで読み進めてしまう致命的なミスまで犯してしまう始末。しかし裏をかえせば、サッカーに触れたことのある方なら楽に読めると思います。

また、チームメイトや主人公の周辺人物がしょっぱなから大量に出てきます。1人1人は特徴的でいいキャラばかりなのですが、全部覚えていられるかというと難しいところがありました。自分の脳容量がもう少し大きければと悔やむばかりです。

著者について

共著です。メインはAlastair Campbellさん。イングランド出身のジャーナリストです。

Paul Fletcherさんはイングランドの元サッカー選手です。前書きを見る感じ、この小説は事実を基に書かれているのでしょうか。