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紹介:Thirteen

本情報

Thirteen: The serial killer isn’t on trial. He’s on the jury (English Edition)

Thirteen: The serial killer isn’t on trial. He’s on the jury (English Edition)

 

 ページ数:320

ジャンル:スリラー、ミステリー、シリーズ物(Eddie Flynn)

文章:読みやすい

Kindleだと2章まで試し読みできます。

あらすじ

ハリウッドの名物夫婦の妻が殺された。容疑者として浮上したのは夫Rober Solomon(ロバート・ソロモン)。残された証拠すべてがロバートの犯行だと示していた。

しかし裁判を進めていく中で奇妙な事件が起こり始める。弁護人についたEddie Flynn(エディ・フリン)はロバートが真犯人であるかどうか疑念を抱くようになっていた。真犯人はこの法廷の中にいるのか…?

試し読みしての感想

スリラーながらコミカルな印象

書き出しは、Kane(ケイン)という男性が「人殺してえなあ」と寝転がりながら考えているシーンです。このケインさん、ある人物に明確な殺意を持っているらしいのですが、なんか間抜けっぽいし軽い感じがします。

1章は舞台が変わりエディパートになっても、何だかほのぼの感が。あらすじからして法廷での駆け引きがメインになってくると思いますので、血みどろが苦手でも大丈夫そうです。エディの論破が楽しい。マクドナルド出てくるところがアメリカっぽいようなそうでもないような。

シリーズ通して読んでいないと少し読みづらい部分も

恥ずかしながらエディシリーズを1作も読めていないのですが、1章ではそこそこたくさんの人物が登場します。もしかしたらシリーズ通して出ているキャラクターもいるかもしれないので、1作目から読んでおいたほうが読みやすいかもしれません。エディの背景についても理解しやすいかと。

著者について

ベルファスト北アイルランド)で生まれ育つ。スリラー作家とのことですが、法廷関係が多そう。

本人がアメリカの小説に影響を受けたと公言しており、作品もアメリカを舞台にしたものばかりです。(UK、アイルランド舞台だと様々な理由から法廷シーンを描くのが困難との理由も)

本作品はエディ・フリンシリーズの4作目。作者サイトにはエディのプロフィールまで載っていておもしろいです。

作者サイト→Steve Cavanagh - The Defence