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アイルランドの本(小説・児童書・YA)と気になったニュースを紹介するブログです。

紹介:The Cloak of Feathers

本情報

The Cloak of Feathers (English Edition)

書名:The Cloak of Feathers

著者:Nigel Quinlan

発売日:2018年1月11日

ページ数:240

ジャンル:ファンタジー、児童書

文章:読みやすい(わかりにくい単語あり)

Kindleだと1章~2章途中まで試し読みができます。

あらすじ

ブライアン(Brian)は今年もノックミールダウン(Knockmealldown)の町で開かれる大祭(Great Festival)の手伝いをしていた。この大祭では、100年に1度グッドフォークという妖精が訪れると言われている。

しかし今年はフォークプリンセスが盗られてしまう。果たしてブライアンはプリンセスを取り戻し、無事に祭りを成功へ導くことができるのか!?

試し読みしての感想

まずそうなパン

試し読みの6割くらいがこのまずそうなパンの描写に費やされていたんじゃないの?ってくらいまずそうな描写が続きます。曰く、「煤のように黒くて、暖炉みたいな味で、歯が欠けるほど固い」パン。暖炉みたいな味って何ですかね。

舞台は架空の町?

主人公ブライアンはノックミールダウンの町に住み、そこで夏に開かれる祭りの準備をしているところから物語は始まります。なんか牛を連れてくるとかしないとか。

ノックミールダウンはあらすじで「魔法の町」と描写されているので架空の町でしょうが、作中にはアメリカという言葉が出てくるので全く別世界のハイファンタジーではなさそうです。この世界のどこかに存在する町、ノックミールダウン。

(あらすじではKnowmealldownと書いてあるのですが、本文ではKnockmealldownになっています。何か理由がない限りは誤字かと思います)

Fワード禁止

通常、「Fワード」と言えば「f*ck」などの汚い言葉ですが、この小説では「Fairy」を口に出してはいけないことになっています。Good Folkなどの言葉を使えと。

面白いと思ったのですが、調べてみたらFairyには同性愛の男性を蔑んだ呼び方、という意味もあるそうです。この作品には関係なさそうですが…。

著者について

アイルランドのティペラリー州Cloughjordan(クロックジョーダン)在住。

デビュー作は”THE MALONEYS' MAGICAL WEATHERBOX”。

アメコミ原作者として有名なニール・ゲイマン、「ハウルの動く城」シリーズで有名なダイアナ・ウィン・ジョーンズが好きな方なら今作品は楽しめるだろう、との触れ込みです。