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アイルランドの本(小説・児童書・YA)と気になったニュースを紹介するブログです。

紹介:The Confession

本情報

The Confession: The Number One Bestseller (English Edition)

書名:The Confession

著者:Jo Spain

発売日:2018年1月11日

ページ数:400

ジャンル:サスペンス、スリラー

文章:まあまあ読みやすい

Kindleだと序章~2章まで試し読みができます。

あらすじ

ある夜、Harry McNamara(ハリー・マクナマラ)がゴルフクラブで襲われた。それも妻Julie(ジュリー)が見ている前で。

その1時間後、JP Carney(JPカーニー)が自らを襲撃者だと警察に告白(Confession)してくる。その告白によって事件は終結……とはならなかった。

ハリーはなぜ襲われたのか?

発売1週間でIrish TimesのNo.1ベストセラーに選ばれた心理スリラー小説。

試し読みしての感想

開幕血しぶき

かなり、びっくりするくらい読み出しから血が出てます。凶器はゴルフクラブ、一撃のみならず執拗に殴り続けたことから怨恨の線が濃厚……と思わず推理を初めてしまうくらいには驚きました。読み始めで誰が主人公かも、どのキャラクターに感情移入するかも決まってない段階でこの状況が始まってしまうのでただ先が気になって読み進めてしまいます。

これはインパクト重視の展開だからハリーはその犠牲になったのか、と考えていたら、何と彼は試し読みの範囲でギリギリ生きていることが判明します。

ハリーとジュリー

うっかり犯人側に感情移入しそうになるくらいに2人はリア充です。一緒にスリラー見ていて、ジュリーが怖い場面で目を覆ったら、ハリーがかわいい奴めと笑う。そんなのゴルフクラブで殴ってもしょうがないじゃないですか。パニック映画で真っ先に殺されるカップルそのものですよ。

その後回想の形で2人の出会いも描写されるのですが、まさに小説か映画かってくらいの展開です。ジュリーも自ら「Fairytale」と称するほど。

物語は3人の視点で進む

目次を見る限り、章はJulie、Alice、JPの視点で分けられ、進んでいくようです。アリスは刑事として捜査にあたります。一匹狼的な立ち位置。かっこいい。

著者について

ダブリン在住。デビュー作は「With Our Blessing」。

犯罪小説を書いている方です。

ピエール・ルメートル(その女アレックス)、ジョー・ネスボ(その雪と血を)などの作者さんが好きでよく読んでいるのだとか。

(参照:Jo Spain (Author of With Our Blessing)