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アイルランドの本(小説・児童書・YA)を紹介するブログです。

紹介:Rugby Heroes

本情報

Rugby Heroes: Ghostly Ground, Deadly Danger (Rugby Spirit)

Rugby Heroes: Ghostly Ground, Deadly Danger (Rugby Spirit)

 

 ジャンル:スポーツ(ラグビー)、児童書

ページ数:208

文章:読みやすい

Kindleだと3章まで試し読みができます。

あらすじ

Eoin Madden(オーエン・マデン)は元ラグビー選手の祖父を持ち、自身もジュニア選手として活躍していた。クリスマスに自転車を買ってもらい、さらに祖父とラグビーの試合を観戦しにいく計画を立て、休み明けの試験勉強も万全…というオーエンのもとに手紙が届く。それは4か国でU-16のラグビー対抗戦を行うことになったからアイルランド代表に挑戦してみないかという誘いだった。学業とラグビーの両立、そしてさらにはアイルランドの歴代ラグビー選手を巻き込んだ騒動にオーエンは巻き込まれる。

試し読みしての感想

アイルランド的な、あまりにアイルランド的な

名前が多い。そもそも主人公のEoinからしアイルランドらしい名前です。

他にも幽霊の友達Brian(ブライアン)や友人Dylan(ディラン)の妹Caoimhe(キーヴァ)もアイルランドに多い/由来のある名前です。

アイルランドラグビー選手を扱う話だから意識的にそうしているのでしょうか。

続きものだった

読んでいてなんか知らない話題を話しているなあと思っていたんですよ。オーエンがトロフィーを守るために活躍したとかしないとか。続きものでした。1巻目はRugby Spirit、オーエンがラグビーを始めるきっかけから語られているようです。

ノーファンタジーかと思いきや幽霊が出てくるなどローファンタジーでした。

著者について

著者Gerard Sigginsさんはダブリン生まれ。元々スポーツ記者をやっていて、ラグビー物の他にクリケットのお話も書かれているそうです。この小説含むRugby Spiritシリーズはスポーツ好きの少年少女たちに大人気のシリーズです。